またもや雪・みぞれ・雨。
肌寒いポートランドでしたが、おそらくこれが2月の典型的なお天気なのでしょうね。
4歳の息子を外でいっぱい遊ばせてあげたい、と常々思っています。でも、こんなお天気だと、公園を走り回るのも難しい・・・・。まだハイハイしている娘を抱っこしながら(超重い)、彼女がなるべく濡れないように、そして私自身は足元を気をつけたり、、となかなか大変です。
晴れ・または曇りの日などに公園に出れば、ありがたいことに顔馴染のママフレンズが娘を抱っこして遊んでくれたりします。生後6ヶ月ぐらいからいろんな人に抱っこしてもらっている彼女は、知ってる方にひょこっと抱っこしてもらうのが好きらしい。家では母親の私を追い続けているので、こういう環境はとてもありがたいと思ってます。
さて、抱っこといえば・・・上腕二頭筋(??)。とイメージしてしまうのは私だけでしょうか?
あくまで私の主観的イメージかな。。。。
横抱きでも前抱きでも子供を抱えた時にぐっと力の入るあの力こぶさんです。昨日お友達から電話で背中の上部がパンパンで痛いを越して痺れがきてる、というなんとも可愛そうなお話。でも、でも、よぉ〜く分かります。本当にそういうこと日常茶飯事なので。
腕はどう?と聞いてみる。
ん〜、毎日使ってるから盛り上がってるよ。とたくましい返答。
彼女も大きなお子さんが二人いて、まだまだ抱っこをせがまれるので腕は相当たくましいそうです。
おまけにいつも使うからということで軽いダンベルで鍛えてまでいるそう。
お母さん、つよいっ!
そこで、彼女がなぜに背中の上部が張ってしまってコチコチになっているのか?
答えの一つとして考えられるのは、上腕二頭筋を酷使しているからでは、と思いました。
この上腕二頭筋というのは長い部分(Long Head)と短い部分(Short Head)で構成されているんです。そして筋肉のそれぞれ上部先端の腱(tendon)になっている部分は背中の肩甲骨の一部に繋がっていることにヒントが隠されています。
二頭筋を使いすぎているとそこには収縮が絶えず起こっていて、それを支えている逆側、つまり上腕三頭筋などに負担がかかってきます。そしてもちろん上腕二頭筋の源の部分である肩甲骨を覆っているたくさんの筋肉それに繋がる首にかけての筋肉にも相当のストレスが蓄積されるのです。
使っていない筋肉には酸素が行き届きません。当然その部分にコリや痺れが来る可能性は高くなってしまうんです。
腰痛のある人は腹筋を強くしてください、と聞いたことありませんか?腰とお腹では構造は違うものの両サイドから同等に強くしていく原理なのでちょっと似ています。
筋肉は全て繋がっているから満遍なく使うように、といわれるのも、血液の循環を良くすることにつながり、酸素が身体一杯に行き届けば痛みを防ぐことが出来るからなんです。
☆正確には筋肉自体が繋がっているのではなく筋肉を覆っている筋膜が体中でつながっている
お友達には、力こぶさんは抱っこで十分鍛えられてるからあまり重点をおかず、肩や首、背中のストレッチをはじめ手首をぐるぐる回したりするといいよ、とお勧めしてみました。
Anatomy: A Regional Atlas of the Human Body (ANATOMY, REGIONAL ATLAS OF THE HUMAN BODY (CLEMENTE)) (Paperback)
最近、大好きな愛読書、クレメンテのアナトミーを開いては腕や手首の構造を見たりしてます。私自身も以前に痛めた手首の腱鞘炎がすこし疼いているのでそこから繋がる筋肉、筋膜、そして腱、腱鞘などを調べていたのでした。
余談ですが、TVドラマのGrey’s Anatomy、解剖学の本の実際の名前でもあります。
ブログタイトルがハッピーライフなのに、ちょっと読むのに疲れる内容になってしまいました。すみません。
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